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私たちの東京優駿


今日はこんなことを書くのはどうかなと何度もためらいました。

だって絶対みんな信じてくれないんだもの。。

私だって、こんなブログを書いているけど。

もう、ピークはとっくに過ぎたけど。

1人の女。

みんなが街で見かけるあの人と、何にも変わらないの。

そう思ったことが昨日ありました。


私にはお父さんが今はいません。
専門学校に入ってすぐに病気でいなくなってしまいました。
お父さんは競馬が大好きで小さい頃はよく競馬場に連れてかされました。
お父さんが死んでからも、私のお母さんは

「ダービーだけは馬券買うの!」

と言って好きな番号で選んで毎年1度だけ競馬をします。
それが昨日でした。

第74回 東京優駿。

ダービーの別の呼び方みたいです。
なんとなく私はこっちの方が好き。
いつもはお母さんが1人で行って馬券を買い
家でレースを見ていたんですが
今年はどうしても外せない用事があって
私が代わりに買いに行くことになりました。
別に暇だったし、何より何か行った方がいいような気がしたんです。

ウインズ(場外馬券売り場?)というところへ初めて行きました。
でも、いかにもというおじさんばかり。
イメージどおりだなー。やっぱ来なきゃよかった。
なんて思っていました。

マークシートのお母さんが言っていた番号の部分を塗ります。
そして列に並んで待っていました。
ちゃんと買えるかなと1人で心配していると。
案の定、うまく買えませんでした。
その時です。

「やっぱり、先輩じゃないですか?」

男の人の声。私は声のするほうへ振り向く。

「それはここも塗れば大丈夫ですよ」

その人のおかげでスムーズに買うことができました。

「ちょっと待っててください。俺も買いますから」

その時やっと気づきました。その人は高校のバスケ部の後輩。

「君かぁ。久しぶり」

「え?今気づいたんですか?おっそー。印象薄いのかな」

そんなことはない。
私が2年の時に入ってきた1年生。1年からレギュラーで活躍。
それに加えてカワイイ顔立ち、覚えていないわけがない。

「ちょっと大人になってたから、分かんなかった」

「そりゃ、何年も経ってますから。先輩もキレイになっちゃて」

そうそう、そういうことをサラッと言っちゃうんだよねコイツ。
それに騙されて、あの時は好きになっちゃったんだもんな。
私が唯一、好きになった年下の子。

「普通に並ぼうとしたら先輩が前にいるじゃないですか」

「思わず割り込んで来ちゃいました♪」

「これこれ」

見た目は大人になったけど、中身はあの時とあんまり変わってないな。

「すごい買い方ですねーそれ」

私の買った馬券を見て、彼はそう言う。

「うん。お母さんが好きな数字で買ってるだけだから」

「なるほど。俺も今日はちょっと賭けに出ちゃいました」

彼の買った馬券を見てみる。
2―8―9の3連単ということらしい。

「私と全然違うや。やっぱダメかも」

「いや、俺も数字で選びました。実際当たったらすごいです。これ」

「へー。その数字が好きなの?」

「うーん。。ちょっと意味がある数字にしまして」

「どんな意味?」

「当たったら教えますよ。これも賭けです!」


そう言って笑ってごまかされてしまった。

「せっかくだからメシでも食いません?思い出話でもしましょうよ」

うわぁ。すごい行きたい。。
でも、私のせいで1年に1度のお母さんの大事な日を無駄にするわけにはいかない。

「ごめん。お母さんが待ってるんだ。レース一緒に見ないと」

そう言った時、彼の表情が寂しくなるのが分かりました。
そんな顔しないでよ。こっちまでつらくなっちゃう。

「そーですか。じゃぁ、メアド教えてくださいよ」

「当たったら、数字の意味教えたいし。知りたいでしょ?」

「うん♪いいよ」

彼とメールアドレスを交換して家に帰りました。
そして午後3時40分レーススタート。
もちろん、お母さんが買った番号も応援したけど
心の中では彼の2―8―9をずっと追っていたと思う。

結果は知っている人もいると思いますが
3―16―14でした。
何十年ぶりかの牝馬の優勝らしいです。
女は強し!と言ったところかな?

結局、彼の買ったのはかすりもしませんでした。
何か送ってくるかなとメールを待っていましたが
全く来る気配がありません。

ガマン出来ず私の方から送ってしまいました。


件名
はずれてやんのー!

本文
かすりもしなかったじゃん!
ってか、外れたけど数字の意味教えてよ。
気になって寝れないと美容に悪いでしょ?



しばらく待っても返事が来ません。
あんなこと言って、全然違うアドレス教えられたのかな?
そんなことを思いはじめたときでした。
彼からメールが返ってきたのは。


件名
負け男の遠吠えです。

本文
外れましたね…
いや、実際あれじゃ当たらないと思ってたんですけどね。
ただ、あそこで先輩に会ったから賭けてみたんです。
当たったら奇跡。奇跡が起こったら言ってみようかと。

あの数字分かりませんか?

「2年8組9番」俺が1年の時の先輩のクラスと出席番号です。
俺、入学してバスケ部入って先輩に会って
そんで、好きになりました!
あーなりましたよ!もう、メールだし言ってやる!

でも、告白とか出来なくて…
年下なんて相手にされないとか思ってたから
出席番号とか好きな芸能人とか人から聞いて喜んでるだけのガキでした。

今日先輩に会って、1人で運命とか盛り上がっちゃって
もしかしたらとか思ってあの数字にしました。
結局、ただの独りよがりでしたけどね。

あれからけっこうたつけど、先輩は先輩のままでした。
それだけで嬉しかったです。
ってことで、そんじゃ!


何がそんじゃ!だ。
それでこっちは終われるかっての。
でも、そう言えば2年8組で9番だったなぁ。
と、思ったその時です。


「待って、もしかして!」


そして。。


件名
一方通行はやめてよね。

本文
1人で勝手に過去の思いぶっちゃけてスッキリしないでよね。
私だって言いたいことあるんだし。

いい?
やっぱり奇跡は起こってたんだよ。
あなたが好きだと言ってくれた私の番号2―8―9に
私のその時好きだった人の番号1―8―5を足してみてよ。

3―16―14じゃん!
2人で思いあって初めて奇跡は起こるのだー!なんて。。

こんなんじゃダメかな?
あの時、1年8組5番のキミ。
私も、あの時キミが好きだったんだけど!



来週、彼とまた会います。
もしかするとお父さんが会わせてくれたのかな?
そんな風に思えてしょうがないです。

今度はメールじゃなく、きちんと言葉であの時の思いを伝えようと思います。


































と、いう妄想をしながら先日ウインズに行った私です。
こんばんわ。

イエイ!前置き長っ!
やられた?うぉー、ドラマティックーとか思いました?
それとも、うわっ!くっさー!とか思っちゃいました?
実際、ブルーチーズと決勝で戦えるくらいのクサさ。さすが私。

1人でそんなところ行くわけがありません。
余裕でママンと一緒に行きました。

2年6組だったし、出席番号なんて普通覚えてナイナイ♪

私はただ、ランキングの紹介文に忠実にそって
妄想をしてみただけです。いつもこんなこと考えてます。
いい大人がすることとは到底思えません。本人了解済み。

あー、またキスするところ入れるの忘れたー。。

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ウインズに行ったのは本当なので、次回はその時のことを書こうと思います。

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